農作業の紹介

農作業の紹介

農作業 時期 内容 写真
耕うん 12月~
5月上旬
 雑草を退治するために田植え前までに4~5回この作業を行います。
牛糞散布
(有機肥料)
12月~3月
 秋に収穫した稲わらを牛農家に提供し、その代わりに牛糞を頂いています。有機肥料を使用することにより、土が軟らかくなり、お米にも甘味が増します。 
用排水溝の
土さらい
1月~3月  用排水溝の土を掘り田んぼへ戻します。この作業を怠ると来年度の用水と排水の流れが悪くなり、田んぼの水管理に大変苦労することになります。
畦(あぜ)塗り 3月~
4月下旬
 畦道の補修です。畦道とは隣の田んぼとの境界線であり、私たちにとっては稲の生育を見るための道でもあります。ねずみやザリガニが空けた穴を補修しないと水持ちが悪くなり草が生えやすい田んぼになります。
種子消毒
(無農薬)
4月  以前は農薬による種子消毒を行っていましたが、H19年より熱湯消毒に切り替えました。農薬による種子消毒に比べ、労力もコストもかかりますがお米の安全性には代えられません。
種まき 4月~
5月上旬
 種まき機に苗箱を入れて、土入れ→播種→潅水→覆土を自動で行い、最後に苗箱を取り出す一連の作業です。種まき後の苗箱は苗代へ運び、手作業で並べて田植えまで苗の生育を管理します。現在は20町を超える作付けをしているので苗箱3000枚以上が必要となります。
代掻き
(しろかき)
5月中旬~
6月上旬
 田んぼに水を入れ、土を細かくする作業です。この作業は苗の根付きをよくすること、田んぼの高低差をなくすこと、雑草退治が主な目的となります。
田植え 5月中旬~
6月上旬
 田植えと同時にペースト状の有機肥料を苗の根元に注入することのできる田植え機です。現在では田植え機の性能が上がったため、苗を植えることよりも苗箱の運び出しに時間がかかり、大変重労働です。
畦道の
草刈り
6月~8月  害虫の発生を抑えることと稲の日当たりや風通しを良くすることが目的で夏の主な作業の1つとなります。
稲刈り 9月中旬~
10月中旬
 コンバインの大型化により手作業はほとんどなくなりました。しかし、一般的に農作業中の大事故のほとんどが稲刈りの時に起こっています。私たちが最も気を引き締めて行わなければならない作業です。
もみすり 9月中旬~
10月下旬
 乾燥したもみ付きの米をもみすり機に入れることにより玄米になります。その玄米を30kg入りの紙袋に入れる作業です。3000袋以上はかなり過酷です。